いま72歳の私は、46歳でブドウを植え、58歳でワイナリーを建てた。 600坪からはじめたブドウ畑は、現在は2万坪。高齢化した農家が耕作を放棄した土地を少しずつ借り足してここまで増えるのに、四半世紀かかったことになる。そのくらい同じ仕事を続ければ、人はなんらかの成果を目に見えるかたちで残すことができるものだ。 私がつくりあげた世界を見て、自分もブドウを育てて新しい人生を歩みたい、という人が増えて…

情報源: 90歳までの人生設計 エッセイスト 玉村豊男:日本経済新聞