総務省行政評価局は13日、国民健康保険に加入する70~74歳の人に対し、保険証とは別に「高齢受給者証」を配っている自治体が多いとして、1枚にまとめる取り組みを進めるよう、厚生労働省に要請した。
国保の加入者はクレジットカードサイズの保険証が交付される。70~74歳は所得に応じて窓口負担が現役時代より軽減されるため、市区町村は負担割合を表示した高齢受給者証を配布。はがき大、カードサイズの2種類があり、総務省に「2枚の携帯は不便」との苦情が寄せられた。
総務省が21都道府県の全980市区町村を調べた結果、保険証と受給者証を一体化していたのは昨年12月時点でわずか7.7%。システム改修費がかかることなどが理由だった。
総務省は「一体化すれば、高齢受給者証の作成費や郵送費の削減が見込まれる」と指摘。都道府県が一体化を推進している例もあるとして、厚労省に各地の取り組みを把握するよう求めている。〔共同〕

情報源: 高齢者証、保険証と1枚に 総務省が厚労省に要請:日本経済新聞