40代からのメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、メタボ)対策が、60代以降のアルツハイマー型認知症の予防に重要だとわかってきた。アルツハイマー型認知症の予防法から、治療、家族の心得までを紹介する。2回目は、40代から始めたい認知症を予防する生活習慣について見ていこう。
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認知症を引き起こす原因物質の「βアミロイド」は、認知症を発症する15~20年前からたまり始める。そのため、認知症予防は、40~50代から始めるのが重要だという説が有力になってきた。
認知症に大きく影響するのは、生活習慣だ。運動不足、喫煙などに加え、肥満、高血糖、高血圧といったメタボリックシンドロームが認知症のリスクを高める。「糖尿病の人はそうではない人に比べて、アルツハイマー型認知症のリスクが2倍。血管が傷むことで、βアミロイドを排出する機能が低下するためと考えられている」(慶應義塾大学医学部神経内科の伊東大介医師)
右の5カ条は、伊東医師が薦める認知症予防の対策。メタボの予防・改善にも効果がある。「1日30分程度の有酸素運動は、海馬の働きの低下を抑えるなど、認知症への高い予防効果が認められている」(伊東医師)
横浜相原病院の吉田勝明院長が有酸素運動として推奨するのが、1日4000歩のウオーキング。「また、できるだけ階段を使う。出無精なら犬を飼うのを薦めている。犬の散歩に出ると歩数が増える」と吉田院長はアドバイスをする。「運動しながら頭を使うことで認知機能も高まる」(吉田院長)。下図のコグニサイズは、認知症予防プログラムとして国立長寿医療研究センターが開発し、高齢者施設でも取り入れられているものだ。・・・

情報源: 40代からの認知症予防 まず1日4000歩で脱メタボ|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE