◇葵 祭
京都三大祭の一つ、葵祭が15日、京都市内で行われ、ヒロイン・斎王代ら平安装束に身を包んだ約510人が都大路を練り歩き、沿道の観光客ら約5万1000人を魅了した。
葵祭は、下鴨神社(左京区)と上賀茂神社(北区)の例祭。6世紀半ばに始まったとされ、「源氏物語」にも登場する。
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◇90歳 主役をお世話
斎王代の十二単(ひとえ)を整える南登美子さん(上京区で) 斎王代の十二単(ひとえ)を整える南登美子さん(上京区で) 斎王代らの髪結いや化粧をする有職美容師の南登美子さん(東山区)は、今回の葵祭関係者で、最高齢の90歳。斎王代ら女人列が復活した1956年以降、60年以上にわたり、歴代斎王代を世話してきた。
昨年末、伊勢神宮に出張した際に転倒した。腰の痛みがだんだんひどくなり、2月下旬に入院。何としても葵祭に間に合わせようと、腰にコルセットを付けて歩行訓練に励み、4月下旬に退院できた。
自宅でもリハビリを続け、この日は午前6時に京都御所へ。道中の強い日差しを考慮し、斎王代の坂下さんの顔が引き立つよう、ほお紅をやや濃く施した。「平安時代の化粧がよく映えるお顔立ち」と目を細め、「無事にお役目を果たされますように」と優しい笑顔で見送っていた。

情報源: 時超え いざなう : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)