みなさんは「2025年問題」という言葉を耳にされたことがあるでしょうか。高齢化が進み、社会保障に必要な財源が増え続ける日本において、団塊の世代が後期高齢者になるのが2025年。社会のあらゆる面にひずみが訪れるのではないかと危惧される状況を指します。
その深刻な事態に、われわれはどう立ち向かって行くべきなのか。IBMのWebメディアMugendai(無限大)では、そんな難しい問題に対する一つの回答ともいえる提言が紹介されていました。

■家計も国も、重要なのは収入と支出を管理すること
ロングインタビューに登場していたのは、元厚生労働省事務次官で、津田塾大学の客員教授である村木厚子さん。官僚のトップを担った経験から、現在の日本の問題点とその解決策について語っています。
まず村木さんが憂慮しているのが、現在の日本が「借金」という次世代へのツケで何とかしのいでいる点と、医療などの社会保障費が拡大し続けている点。これらの問題に対し、村木さんは「使うお金をコントロールする」ことと、「支え手(働く人)を増やす」というアプローチが重要だと訴えます。
「使うお金をコントロールする」とは、医療・介護の制度を効率的にする一方、お金を使うのであれば、それに見合った負担をすること。具体的には、例えば病院のベッドで最期を迎えるのではなく、在宅でコストを抑えながら自分らしく過ごす環境の作り方などで、村木さんは「もし財源がないのなら、国の収入に見合う形の医療や福祉で我慢するしかない」という厳しい意見も述べています。・・・

情報源: 「2025年問題」の時代はすぐそこ。医療、介護、高齢化…対策のために今気づいておくべきこと | ライフハッカー[日本版]