次回は自然豊かなベッドタウン、埼玉県比企郡鳩山町が舞台。閑静な住宅街にある一軒家の一室で、日々小さな小さな「昭和の世界」を作る、山際正幸さん(67歳)が主人公です。作っているのは昔懐かしい木造の学校や、駄菓子屋さんなどのミニチュア。年数が経って汚れた外壁や屋根、お店に並ぶお菓子の一つ一つに至るまで、驚くほど精巧に作りこんであります。夫の趣味を後押しする妻・朱美さん(63歳)は、「もっとこうした方がリアルになる」と、いつも細かな部分を指摘してくれます。
新潟県村上市に生まれた正幸さん。家の周囲には駄菓子店やタバコ屋さん、理髪店など商店が立ち並び、そんな町が大好きだったそうです。18歳で上京し就職すると、印刷会社で写真製版の技術者として働いた正幸さん。26歳の時、朱美さんと結婚し、2人の子どもが生まれました。真面目に勤めを続けた正幸さんでしたが、夜勤が体力的に辛く、60歳できっぱりと仕事を辞めます。その後は「何か打ち込むことを見つけるべき」と模索していました。昭和の時代に愛着があり、古い物を収集するのが趣味だった正幸さん。退職から2年ほど経った頃、その頃のものを立体化してみようと思い立ちました。それが村上市にあった母の実家で、今は無い木造の写真館。この家を愛していた母・栄子さんに作品を贈ったところ、感動し、大喜び。「思い出を立体にすると、こんなに人を喜ばせることが出来るんだ」と感じた正幸さんは、木や紙、粘土などを使って「昭和の時代」のミニチュアを趣味で作っていくことに決めました。
「情景模型 権次郎」の作家名で2013年から創作活動を開始。最近では町内の施設で作品を展示するようになり、地元で活躍する様々な作家さんとも知り合いに。趣味がきっかけで世界がどんどん広がっていっているといいます。
昭和をこよなく愛すお父さんが生み出す、驚きミニチュアの世界をご紹介します!

8月11日(土) 18:00~18:30 (30分) テレビ朝日系

番組情報:人生の楽園「昭和の情景ミニチュア~埼玉・鳩山町」