骨格筋は、運動の力を生み出す人体のエンジンとしての役割を果たしている。また、刺激の変化に対してよく適応する非常に可塑性に富んだ組織であり、筋肉トレーニングなど負荷の増大に対しては肥大し、反対に無重力環境などで不活動な状態によって萎縮する。本章では、まず骨格筋が力を発揮する基本的なしくみを理解し、さらに骨格筋の特性とスポーツ競技との関連性についての理解を深める。その上で、加齢に伴う筋萎縮(サルコペニア)と骨格筋に関わるアスリート遺伝子(αアクチニン3遺伝子)を題材に、骨格筋の役割について分子、遺伝子のレベルからも理解することを目指す。
【キーワード】
筋力トレーニング、筋肥大、筋萎縮、サルコペニア、筋線維組成

9月12日(水) 9:45~10:30 (45分) 放送大学

番組情報:健康長寿のためのスポートロジー 第11回「運動と骨格筋」