石川県内のスーパーが移動販売車を増強したり、新たに投入したりする。食品スーパー「どんたく」を展開する山成商事(七尾市)は20日から5台目の運用を始める。JA全農系の「Aコープ」を運営するジャコム石川(金沢市)も移動スーパーを始めた。日々の買い物が困難な高齢者などのニーズに対応する。山成商事が運行している移動スーパー(金沢市)画像の拡大山成商事が運行している移動スーパー(金沢市)
山成商事は20日、金沢市に隣接する内灘町と津幡町に移動スーパーを投入する。同社が2016年にフランチャイズ(FC)契約を結んだ「とくし丸」(徳島市)の5台目を運用。軽トラックに生鮮食品やパン、調味料など約500アイテムを積み込む。
日曜日を除いて3コースを2日ずつに分けて走る。津幡町内の店舗を拠点に、各コース約25カ所の停車スポットを設けて商品を売る。同社は金沢市で3台、七尾市で1台の移動スーパーを運行している。今後は能登方面を中心に車両を増やし、20年3月期までに10台以上を展開する計画だ。
県内で「Aコープ」などを19店舗手掛けるジャコム石川は、金沢市内の中山間地で移動スーパーの運行を始めた。市内のAコープ店舗で商品を積み込み、生鮮品や日用品など800アイテムを取り扱う。JA組合員の農家などからの要望を踏まえ、3コースを2日間ずつ回る。
事前注文に基づいて酒や鮮魚なども届ける。配送地域は傾斜地なども多く、高齢者が日々の買い物に苦労するケースが多いという。同社は「スタッフが高齢者を見守る役目も果たせれば」としている。

情報源: 石川のスーパー 移動販売を強化 山成商事やジャコム石川  :日本経済新聞