YKKAPは20日、様々な場所に取り付けられるリフォーム向け戸建て用窓シャッターの新商品を発表した。施工方法の工夫で窓上や窓横が狭いなどの理由でシャッター設置が困難だった場所に取り付けられるようにし、取りこぼしていた需要の獲得につなげる。
従来のシャッターは窓横にシャッターが通るレールを設ける余裕がなかったり、真上がベランダになっていてシャッターを巻き取るボックスを設置できなかったりして、取り付けられないケースがあった。「場所の制約で、設置を依頼される引き違い窓の約7割を断っていた」(担当者)といい、需要の取りこぼしにもつながっていた。
新型は施工時に既存の窓枠を取り外さず壁の上からユニットごと取り付けられる。例えば窓上にスペースがない場合でも、巻き取りボックスを窓サッシにかぶせて設置できる。窓横にスペースがない場所や窓下に土間が接している場所、既に横引きの雨戸があるところでも取り付けられる。
無線LANと別売りの中継器を接続し、スマートフォンやスマートスピーカーなどからの操作も可能になった。外出中に自宅周辺で竜巻注意情報が発出されても、遠隔操作でシャッターを閉められる。新商品は25日発売。雨戸の上から取り付けるタイプは12月発売予定だ。
窓シャッターは台風など強風で飛ばされてくるものから窓を守る役割がある。防犯面でも外部から室内への侵入を難しくする効果もある。横引きの雨戸が設置されている住宅では、高齢者から電動で開け閉めできるシャッターに取り換えたいとの要望も多い。同社は新商品で需要の取りこぼしを防ぎ、19年度に20億円の売り上げを目指す。

情報源: 場所選ばぬリフォーム用窓シャッター YKKAP:日本経済新聞