一緒に温かい給食を食べませんか-。兵庫県明石市は25日、市内2カ所にある学校給食センターを活用し、独居の65歳以上に温かい昼食を提供するモデル事業を江井島コミセン(明石市大久保町西島)で始める。県内初の試みだ。本年度中は江井島を含む中学校区コミセン5カ所で展開。孤立防止を図り、見守り活動を進める。
民生委員が高齢者に登録を尋ねる「ひとり暮らし台帳」の集計では、明石市内に住む65歳以上の1人暮らしは約7500人。
独居高齢者は、自宅での食事も1人で済ませることが多く、引きこもったり、認知症が進行したりしても、発見が遅れがちになるという。
そこで市は、中学校での全校給食が本年度スタートしたのを機に、給食を調理し配送する東西2カ所の給食センターを活用することにした。
地域の集会所などで高齢者が弁当を一緒に食べる配食事業が手薄な地域を選び、「みんなの給食プロジェクト」と題して、昼食を提供する。
江井島以外は、錦城、魚住、魚住東、二見の中学校区コミセン。年度末までに各8~10回を予定する。 中学校と同じ、栄養バランスの取れた温かい給食を提供し、会話を楽しみながら、食事を楽しんでもらえるようにする。2019年度以降は、障害者や引きこもりの若者らへ対象を広げ、全13中学校区への地域的な拡大も検討する。
市高年介護室は「高齢者の状況把握につなげ、元気の源にしてもらいたい」としている。
1回300円。各中学校区の居住者が対象で、コミセンで事前に食券の購入が必要。定員は二見が20人、それ以外が40人。市高年介護室TEL078・918・5288

情報源: 神戸新聞NEXT|明石|独居高齢者に温かい昼食を 25日からモデル事業 明石