県内外にスーパーを展開し、創業70周年を迎えたヨークベニマル(郡山市)の真船幸夫社長は、福島民友新聞社のインタビューに応じた。同市の横塚店で試験的に導入した店内購入の総菜などの食品をそのまま店内で食べられる「スーパーラント」について「(店舗に)イートインスペースを取り入れることで超高齢化社会に対応するきっかけとなる。これからの店舗づくりの軸にしていきたい」と、今後の展望を示した。
―創業70周年を迎えた。今の思いは。
「ひとえにお客さま、取引先、諸先輩の支えに感謝したい。一人のお客さまに誠実を尽くすというDNAがあったからこそ。ご縁を大切にしながら、100周年という大きな節目に向かって、まい進していく」
―横塚店で「スーパーラント」を導入するなど、時代のニーズに合わせた取り組みを進めている。
「スーパーとファミリーレストランの融合として『スーパーラント』と命名した。現在は、新店舗などで横塚店の良さを取り入れている。総菜などを販売するデリカテッセン、生鮮食品を強化することがインターネットやドラッグストアなどと差別化を図る武器だ。横塚店の取り組みを検証しながら、今あるサービス、売り場を進化させていきたい」
―6月には食料品や日用品250品目を全店舗で一斉に値下げした。
「毎日食卓を彩る納豆、豆腐などの食品が好評だった。できる限り体質改善しながら、創業精神にもある安値を打ち出せる企業になっていきたい」
―100周年に向けた抱負を。
「今日の積み上げが明日につながると考えている。創業100周年に向かい、一店舗一店舗が地域に根差した地域ナンバーワンを目指す。創業から培ってきた『野越え山越え』という創業の心を伝承していく」

情報源: ヨークベニマル・真船幸夫社長に聞く シニア層ニーズに応える:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet