空き家を高齢者の居場所として活用する試みが鳴門市で始まった。今月1日、第1号となる施設が大津町木津野にオープン。公益財団法人さわやか福祉財団(東京)の助言を受けて、地元のボランティアらが運営する。市によると、こうした施設の開設は県内では初めて。年度内に、大麻町と撫養町にも同様の施設を開くという。
オープンしたのは鳴門市暮らしのサポートセンター「みんなの家Asa居」。空き家だった築約40年の木造住宅(2階建て延べ約170平方メートル)の1階部分で16畳のリビングなど3LDK(約122平方メートル)。地元の運営団体が所有者から借り、市が改装した。地元の高齢者を対象にした会員制の施設で、年会費1千円を払えば利用できる。開所は月、水、金曜の午前9時から正午で、市の嘱託職員の生活支援コーディネーター(3人)や有償のボランティアらが交代で詰める。
1日の開所式では、ギターの弾き語りが披露され、住民らがリースづくりなどを楽しんだ。運営団体の島田茂仁代表(66)は「気軽に集まってくんだら(おしゃべり)してもらえる場にしたい。地域住民の要望も聞き、飲食などもできるようにしたい」と話した。所有者で高松市の会社員浅居史朗さん(47)は「地域の人に使ってもらえることになりうれしい」と話した。
暮らしのサポートセンターは高…

情報源: 徳島)空き家を高齢者の「居場所」に 鳴門にオープン:朝日新聞デジタル