「シネ・ピピア」の開館当初から支配人を務めるのが、大阪市西区のミニシアター「シネ・ヌーヴォ」の代表でもある景山理さん(63)だ。景山さんに100万人達成の思いを聞いた。     ◇ 
阪神・淡路大震災後、街は復興しても、住民の心はぽっかり穴があいていた。映画館という非日常の空間で心を解放し、ゆっくり楽しんでほしいと思った。
住宅街にあるので、女性も、お年寄りも気楽に来てもらえる。日常的に映画を楽しめることが、文化の高さにつながると思う。(2000年に始まった)宝塚映画祭では、宝塚映画製作所で撮影された作品を上映する。「映画の街」を後世に伝える施設にもしたい。
高齢化が進み、お年寄りが「出掛ける場所」として、私たちは頑張らないといけない。映画の黄金時代を過ごしたお年寄りに働きかけ、外出する意欲を持ってもらう映画館でありたい。来年は開館20年。これからも地域の人が見たい映画や、「ぜひ見ていただきたい」作品を上映していく。

情報源: 神戸新聞NEXT|阪神|シネ・ピピア支配人「高齢者の出掛ける場所に」