浜銀総合研究所が9日発表した神奈川県内企業の2019年春の新卒採用計画によると、中堅・中小企業の新卒採用予定者数は前年実績を23.6%上回った。前年調査(13.2%増)を大きく上回り、比較可能な07年以降で最も高い伸びだった。人手不足感の高まりから、運輸・倉庫業や飲食店・宿泊などの非製造業で採用意欲が強まった。
県内の中堅・中小企業1180社を対象に9月時点で調査し、397社が回答した。19年春に新卒採用を予定している企業は201社で、予定者数の合計は1000人と、前年実績を191人上回った。製造業(20.7%増)、非製造業(25.4%増)とも、20%を上回った。
ただ、実際に人材を確保できるとみる企業は限定的。採用予定者数を「確保できない」と見込む企業は全体の43.2%で07年以降最も高かった。一方、新卒採用を除く人員確保の手段で、26.5%の企業が高齢者雇用を挙げた。浜銀総研は「現在の仕事を現状の人員規模でこなせていても、業務増加などに対応できないケースが多い」と指摘した。

情報源: 新卒採用24%増、神奈川中堅・中小の19年春 民間調べ  :日本経済新聞