NECは愛媛県西条市が同社子会社のロボットを用いてこのほど実施した「高齢者見守り支援サービス」の実証結果を公表した。サービスを利用した高齢者の9割が家族とのコミュニケーションが改善したとしてロボットによる見守りサービスを評価した。少子高齢化が急速に進むなか、ロボットの活用により、高齢者支援の質を高めていくことができそうだ。
実証は高齢者宅に設置したコミュニケーション・ロボット「パペロアイ」にディスプレーを接続し、スマートフォンやパソコンを通じて家族と写真やメッセージを交わした。7~9月の3カ月間、西条市に住む高齢者世帯と同市外に住む家族合計10組を対象に実験を実施した。
具体的には、ロボットが撮影した高齢者の写真を1日3回家族に送る「見守り」や、写真や音声メッセージを交わす「コミュニケーション」サービスなどを実施した。
サービスを利用した高齢者の90%が家族とのコミュニケーションが「良くなった」と回答。ロボットによる見守りサービスについては家族側の92%が「役に立った」と回答した。
NECは19年4月から西条市でサービスを実用化する予定だ。少子高齢化で高齢者世帯が増加するなか、他の自治体にも展開していく。

情報源: ロボットの見守り、高齢者の9割評価 NECの実証結果: 日本経済新聞