「人生100年時代」という言葉がこの数年ですっかり定着した。安倍晋三政権が「人生100年時代構想推進室」を立ち上げたのが2017年9月。首相は「新たなことにチャレンジしようという意欲のある人たちが学び直し、新たな人生を始めることができる。そういう社会にすることで、日本は活力ある社会を維持し、発展することが可能になる」と国民に呼びかけた。著書で人生100年時代の戦略を示した英学者のリンダ・グラットンさんも引っ張りだこになり、政府の会議などのために何度も来日した。世界銀行の調べによると、16年時点で日本の平均寿命は84歳で、香港に次ぐ世界第2位。平均寿命は延び続けており、人生100年も夢ではない。・・・

情報源: 人生100年時代の罪(大機小機)  :日本経済新聞