我が国の健康寿命の定義である介護保険を要する原因となる病気の第一位は、かつては脳出血や脳梗塞などの脳出血疾患であったが、近年これが骨や軟骨といった「運動器」の病気(運動器疾患)となっている。したがって、運動器疾患に対して適切な治療を行うこと、さらに、より早期に診断し治療することや、発症しないための努力も重要となる。高齢社会における健康寿命の延伸の実現に向けて、ロコモティブシンドローム(ロコモ)という定義が、運動器疾患の治療のみならず、早期発見や早期治療、さらには予防に取り組むことを目的に行動するために考案された。これらについて解説する。

9月28日(月) 7:30~8:15 (45分) 放送大学ex
番組情報:健康長寿のためのスポートロジー 第9回「運動と運動器疾患(1)-ロコモティブシンドローム-」