台風15号が強い勢力を保ったまま関東を縦断し、関東の鉄道各社は前日から運休を発表する「計画運休」を実施しました。ところが多くの路線で再開がずれ込み、一部の駅では通勤客で大混雑しました。総武線の津田沼駅周辺では列車を待つ長い人の列がニュースで流れていました。そこには相変わらず忍耐強くて勤勉な日本人の姿が映っていました。

では、高度成長期の日本を支えてきたシニアの就業状況はどうなっているのでしょうか。総務省統計局「平成28年労働力調査」によると高齢者の就業率の国際比較で、日本は主要国の中でも就業率が一番高くなっています。平成28年の高齢者の就業率は、男性が30.9%、女性が15.8%と、いずれも5年連続で前年に比べ上昇しています。高齢者も勤勉に働いているということでしょうか。但し、働き方は現役とは違い、高齢雇用者の4人に3人は非正規の職員・従業員です。その数は10年間で2.5倍に増加しています。非正規の職員・従業員についた一番多い理由は「自分の都合の良い時間に働きたいから」でした。一概にお金の理由だけではないようです。

働き続けることは、社会貢献になるだけでなく高齢者が健康を維持することにつながります。また年金以外の収入を得ることができるので、お金に関する老後不安を和らげます。現役時代とは違い、多様な働き方で「経済的な理由」よりも「健康維持」や「生きがい・やりがい」で働けるのなら幸せではないでしょうか。

※台風15号被災地の一刻も速い復旧をお祈り申し上げます。(アンサン)

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私たちが好きなコトバは、映画の題名にもなった「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」。中国の大禅匠が残した禅語で「今日もいい日で良かった」という浅い感慨ではありません。日々起きることをありのままに受け止めて、何かを失ったとしても「そうか、よし、なんとか乗り越えて行こう」というアクティブな決意が込められています。
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