「どんな家庭でも生命保険料は月5000円だけ」こんなインパクトのある本を書かれたのは生保協会認定FP藤井泰輔さんです。この本によると、ゼロ金利の今、貯蓄型の生命保険はもうありえないと掛け捨ての生命保険を奨めています。また日本で全世帯平均の生命保険支払い額は月3.2万円(生命保険文化センター「平成28年度生活保障に関する調査」)にもなりますが、それを6分の1に抑えても、安心できる保障を得られるというものです。

なぜそのようなことができるのでしょうか。その理由として、日本の社会保険の実力をあげています。健康保険は民間の医療保険より保障の範囲がずっと広く、健康保険の仕組みを知れば民間の医療保険はいらないと述べています。また「老齢年金」や「障害年金」「遺族年金」に加え「介護」「労災」「雇用」保険で万が一のとき私たちの暮らしを守ってくれます。このような公的保険の内容を知ったうえで自分に必要な補償額を把握することが大切です。

月5000円で生命保険のプランが組めるなら、節約した分を医療貯金として積立NISAに投資として回すことができます。そうすれば「老後2000万円問題」も現実的なものと捉えられるでしょう。万が一入院するような重篤な病気になったときは、積立NISAを解約して入院費にあてられますし、運用で増えた分があれば、それは非課税扱いになります。このように医療貯金なら苦しいことにだけでなく楽しいことにも使えるのです。

では、60歳を過ぎて定年を迎えるような人は、どういう保険が適しているのでしょうか。結論を言うと、シニアは新しい生命保険を購入する必要はないと著者は言っています。歳を重ねれば自分に必要な補償額は若いときに比べ低くなっていきます。その一方、亡くなる確率は高くなるので、保険料は当然高くなります。シニア世代で死亡や病気に備えたければ、新しく生命保険に入るのではなく医療貯金をしておくことです。
(アンサン)

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