総務省の「平成30年度通信利用動向調査」によりますとインターネットを利用している人は60代で76.6%、70代で51.0%と報告されています。60代では4人に3人がインターネットを利用しており、かなり普及してきているといえるでしょう。しかし見方を変えれば、60代で4人に1人が70代では半分の人がインターネットを利用していません。世の中は情報化がどんどん進んでいますので、インターネットを利用する人と利用できない人の情報格差はますます広がっていると言えるでしょう。

なぜ、インターネットを利用しないのでしょうか。総務省「ICT利活用社会における安心・安全等に関する調査」によりますと、高齢者がインターネットを利用しない理由として、「ネット接続料金が高い」「端末の使い方がわからない」「世の中がネット中心になってついていけない」等を挙げています。料金の問題とネットなどのデジタルスキルを持っていないためと言っています。

携帯料金は政府の働きかけにより今後下がる見通しです。一方デジタルスキルはどうでしょうか。高齢者のネット未利用者は「習得に無関心」の人も多いですが「習得機会がない」人も多く存在します。パソコンスクールはシニア向け教室に生徒を取り組もうと勧誘に努めています。ところがパソコン未経験者はハードルが高いものと考えてしまい、なかなか勧誘成果があがらないそうです。教室に来て体験すれば楽しめるのですが、きっかけになる動機付けがむつかしいようです。

ではシニアがネット体験をするきっかけづくりはどのようにしたら生み出せるのでしょうか。できるだけ習得するハードルを下げて、シニアがお茶しながらネットやパソコンに触れ学ぶ環境をつくることも一案ではないでしょうか。居場所づくりも兼ねたこのようなカフェができれば、シニアの自立を促し孤立を防ぐ一助になるのではと思います。(アンサン)

一般社団法人アクティブエイジング協会(AAA)は、シニアの健康でアクティブな「質」の高い生活を、さまざまな情報提供・イベント企画・ビジネス創生などを通して支援していきます。
私たちが好きなコトバは、映画の題名にもなった「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」。中国の大禅匠が残した禅語で「今日もいい日で良かった」という浅い感慨ではありません。日々起きることをありのままに受け止めて、何かを失ったとしても「そうか、よし、なんとか乗り越えて行こう」というアクティブな決意が込められています。
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