スペインから年金がもらえるかも!!
フィナンシャル・プランナーの勉強をしていて、とても気になったのが「社会保障協定」です。

30年くらい以前では、日本で年金保険料を天引きされ、海外でも社会保険料を払っていました。
大体の感覚ですが、日本2割、海外8割くらいで給料をもらっていたように思います。

「なぜ日本で2割の給料なのですか?」
確か海外駐在員の先輩に聞いたのですが、
「日本で税金と社会保険料を払うためだ」
という回答だったと思います。

⇒おかげで、定年退職後に日本で年金を受給できます。感謝ですね!

当時は老後にスペインで年金をもらうことなど、まったく頭になく、
(そんなものかなあ)
と思いながら働いていました。

月日は流れて、定年退職後にCFP受験の勉強をしているときに見つけたのが「社会保障協定」です。
日本は20以上の国と協定を結んでいます。
その中にスペインも入っているではありませんか!

スペインでは(僕の年代では)65歳から年金が支給されます。
年金事務所へ聞きに行って確認すると、支給の3か月前から受付を開始するそうです。
日本でスペインから年金をもらっている人の例は少ないそうですが
とにかく希望があるならと、申請書類をもらって、自宅に保管している当時の書類などを引っ張り出して申請に備えました。

2019年4月、65歳になる3か月前に年金事務所に行って申請書類を渡してきました。
この書類は、日本年金機構からスペイン労働・移民・社会保険省に送られます。
(日本年金機構は一応の書類審査はするものの、基本的には取次だけで、その後のコミュニケーションが必要ならば、自分でやってほしいとの説明でした)

2019年7月、誕生日にスペインから年金が入金されることを期待して待っていましたが、
何の通知も来ないし、通帳には一向に入金がされません。
(どうなっているのかな?一か月たって入金がないならば直接聞いてみよう)
と思っていると、7月末に手紙が1通来ました。

「(過去に)社会保険料支払いがありません」
スペインで年金保険料を払った記録がないので、年金は払えません・・・
ということです。

頭にきたので、
「30年前は、毎月自分で社会保険料を計算して払っていた!もう一回調べろ!!」
という手紙をスペイン語で書いて(文法は怪しいかな? 笑)
送り返しました。

その手紙は8月後半にスペイン労働・移民・社会保険省に届いているのは分かったのですが、今度も一向に連絡がありません。
9月末まで待って、いろいろ考えた末に、年金事務所に相談してみました。
「こんな例は初めてです」(申請する人は少ないようですから当然かな?(笑)
と言いながら、担当の人は親切に色々調べてくれました。

「制度としては不服申し立てができますが、相手国から連絡を受け取って3か月以内だそうです」と年金事務所の担当者。
「連絡をもらったのが7月末です。一応、手紙を出して時効の中断ははかりましたが、効果があるかは不明です」と僕。
「連絡をもらってから3か月以内だから、不服申し立てをやってみましょう。
でも同じことをやっても同じ答えが返ってくるので、追加の資料を送りましょう。
例えば、当時の会社で在職証明書を出してもらうとか、当時の仕事中の写真やほかの資料はありませんか?」

早速、アルバムをひっくり返すと、古ぼけた写真とともに、当時の会社の指示で毎日新聞に投稿した新聞記事のコピーが出てきました。
これに当時の会社(現在は合併して別会社)に頼んで出してもらった、英文の在職証明書をくっつけて、年金事務所に持参しました。

10月18日に年金事務所へ行って、不服申し立ての用紙に記入をしました。
年金機構本部への不服申し立ての文言は、年金事務所の担当者が考えてくれました。
本当に親切な良い方でしたね。

10月21日に、年金事務所の担当者から、再度申請内容確認の電話がありました。
電話で答えたので、おそらく今週中に年金機構本部に送られて、できれば来週くらいに
スペインに不服申し立てが発送されると期待しています。

結果はどうなるのか?
こればかりは分かりません。
昔スペインに居た頃、敬虔なクリスチャンだったわが会社の運転手は
「ディオス、ミオ⇒私の神よ」
「ディオス、サベ⇒神のみぞ知る」
とよく言っていましたが、全く「結果は神のみぞ知る」ですね。(笑)

まあこれ以上できることはないので、あとは待つだけです?
どれくらい待つかって?
バルセロナにあるサグラダ・ファミリア(聖家族教会)の完成に比べたら
短い期間であることを祈っています。(笑)
(セニョ~ル)

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