定年を迎え長年勤めた会社を退社して自分ひとりだけの会社を起業した。早いもので既に8ヶ月が経過した。事業はまだ軌道に乗ったとは言えないが、最近はバタバタと慌しい日々を過ごしている。再雇用で65歳まで会社に残ることもできたが、敢えて起業することを決めた。なぜ起業を選んだかというと、在職老齢年金が受給できる歳になり、贅沢をしなければ生活できるようになったことと、会社組織から一度抜け出したかったことが挙げられるだろう。そして『老後不安がなくなる定年男子の流儀』の著者である大江英樹さん主宰の『定年男子の会』という交流会に参加したことで、結果、その時に同席された方々から色々な刺激を受けたこともきっかけになったように思う。

大江さんは著書『老後不安がなくなる定年男子の流儀』の中で、お金に関する老後不安をなくすためには、働いて老後をなくせば良いと書かれている。そして定年を迎えてからの起業を勧めている。なぜ定年起業がいいのかというと、ローリスク・ミドルリターンであること、自分の引退時期を自分が決められること、自分のやりたいことができること等を理由として挙げられている。サラリーマン時代は〝仕事は苦行〟だったが、独立して〝仕事は楽しみ〟になったとも書いておられる。

わたしの場合、フリーになってみると、収入は減ったが、それに合わせて支出をやりくりするようになった。高価な食べ物には縁がなくなったが、B級グルメが元来好きで、それを求めて街を彷徨ことに楽しみを感じている。「老後2000万円問題」があり、世の中に漠然とした不安が醸成されてしまったが、老後も働くことで解消される部分は大きい。問題は〝仕事は楽しみ〟と思える働き方ができるかだと思う。(アンサン)

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